犯人は踊る
この記事は プログラマーにオススメしたいゲーム紹介 Advent Calendar 2018 - Adventar 22日目の記事です。
こんにちは。僕はデジタルゲームもアナログゲームも好きなのですが、今回はアナログのほうを書きます。
僕がプログラマーにオススメしたいゲームは、「犯人は踊る」です。
どういうゲーム?
犯人カードを持っている人がいるので、探偵側が犯人カードを持っている人を当てるゲームです。犯人側は最後まで逃げ切れば勝ちです。ババ抜きみたいなものです。
基本的なルールを説明すると、まず、一人四枚カードが配られて、「第一発見者カード」を持っているひとから手番が始まり、時計回りに進みます。自分の手番にはカードを一枚出すことができ、そのカードに書かれていることを実行します。
たとえば、「探偵カード」の効果は、
という風に、一人指名して、犯人なら勝ちという効果です。
もちろん適当に指名してもよいですが、こういうカードもあります。
全員が左の人にカードをこっそりわたす、というカードです。
これと「探偵カード」「犯人カード」を組み合わせて、犯人のひとが「情報操作カード」を使い、「犯人カード」を左の人に渡したうえで、次の自分の手番で「探偵カード」で左の人を指名して勝つ、という戦法をとれます。
ただ、次の自分の手番が来るまでに、「情報操作カード」等を使われると、左の人は犯人カードを渡して犯人じゃなくなるかもしれません。しかし逆にそれを読んで、左の人のさらに左の人を「探偵カード」で指名するということもできます。
ここまで聞くと、犯人は逃げ切るのがむずかしいように思えるかもしれません。実際、このコンボを決められたり、「探偵カード」で適当に指名したら犯人だったというケースもあります。しかし、犯人に有利なカードが用意されています。
探偵ものにはおなじみのアリバイですね。このカードをもっていると、探偵から指名された時、たとえ「犯人カード」をもっていようと、犯人ではないと答えられます。超強いですね。ちなみに犯人以外の人にはなんの効果もないカードになります。
じゃあこれを持っていれば犯人は無敵なのかというと、毎ターン自分の手札からカードを出さなければいけず、犯人カードは最後まで残さないといけないので、手札が「アリバイ」と「犯人」だった場合、アリバイを手札から出さなければいけません。すると、「犯人カード」だけになり、次の自分の手番がくれば「犯人カード」を出して勝利ですが、それまでは無防備になります。
ちなみに、犯人カードは一枚だけなので犯人は一人だけですが、「たくらみ」というカードがあります。
書かれているとおり、犯人の味方になります。
犯人が負けると自分も負けてしまうデメリットもあるので、使う予定がなければ「情報操作」等で他の人に渡すといいでしょう。
という風に、色々なカードを使い、犯人を見つける、もしくは探偵から逃げ切るゲームです。ちなみに、写真をあげた4枚のカードと、「犯人」と「第一発見者」の合計6枚以外にもカードはいくつかあります。
なにがおすすめ?
ここまで説明してきたのですが、このゲームの何がプログラマーにおすすめか。
二つある理由の一つは、
・ゲームにかかる時間が少ない
です。例えば、他のプログラマーとのオフ会だったりあつまりだったりするときに、ゲームの準備はカードを配るだけ、ルールが簡単なので説明も楽、ゲーム自体も10分~20分で終わる、と気軽にできます。ゲームの所要人数が3人~8人と幅広いのも臨機応変に対応できていいですね。
もう一つの理由は、
・コンパクトで携帯性に優れる
です。大きさの目安として、トランプよりほんのちょっと大きい程度だと思ってもらえれば大丈夫です。
これだけ小さいと、前の理由のときと同じように、オフ会だったりにあつまる時に、
こういうふうに、かばんの空いた場所に気軽に入れて持っていくこともできて、楽ですよ。
おわりに
アナログゲームにも色々あるので、自分で色々やってみるといいと思います。
あと、書き始めてから思いましたが、「テストプレイなんてしてないよ」というアナログゲームも気軽にできて楽しいので、それもおすすめです。
----------- 犯人は今日、この場所に集まったわたしたちの中にいます。
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